〜トウシューズ・その壱〜

トウシューズってとても綺麗なモノです。

娘達が15年くらい習っていましたが、その間、 ちっちゃいサイズから
大人のサイズまで何足もトウシューズを履きました。
どれもボロボロです。
でも・・それでも美しい・・と感じるの。

そんなわけで人形にもバレエの衣装&シューズを。

一応・・まこのライフワークです★★


PROFILE




@型を作る


「木の粘土」で製作したいドールの足型を作ります。
しっかりと一週間くらい乾かしてから、右・左をそれぞれ
カッターなどで整った形に削ります。
その後、紙ヤスリで整えます。


★型はそれぞれのドールの足より少し大きめに作ります。
タイツをはいても良いように・・と言う気持ちでゆったりとした
サイズで作ると良いです。大きかったら先っぽに綿やティッシュなど
つめて履かせれば 大丈夫。
人間だってつま先に”トウパット”というものを付けるのです。
実際のサイズより大きめよ〜。
娘のシューズは最大で25cmです。(いつも履いてる靴は23.5位)
A芯を貼る



トウシューズの先は硬いので、芯地で補強します。
このサイズ(ケン=ホセ)は芯は片方で4枚くらい貼っています。
SDサイズくらいの大きさはもっとたくさん貼ります。
足先とトウのさきっぽがしっかりと硬くなるようにアイロンで貼っていきます。
Bアイロン風景(笑)



一番内側は、糊の部分が上に来るようにします。   
そうしないと、型にくっついてしまって取れなくなりますので注意☆
二枚目からは、一枚目の上に順々に乗せていくカンジです・・・
二枚目からは糊の部分が下になるように貼っていきます。

こんな説明で解るのでしょうか・・・?
C芯を型からはずす



Dのように、一番内側をくっつかないように気を付けても、
どうしてもくっついてしまいます・・・・(;-_-;)
そういうわけで、剥がすのはとても大変です。
色々試してみましたが、目打ちでガシガシやるのが一番うまくいきます。
丁寧に作りたい方はまち針などで剥がすと良いかもしれません。
D布を裁つ




型に合わせてシューズの型紙を作ります。テキトーです。
何回も合わせてみてちょうどよくなるまで頑張ろう!

布を、表・裏それぞれ二枚ずつ裁ちます。
私は表はサテン・裏は綿で作っています。


E表・裏を合わせる




内側のカーブをミシンで縫い合わせます。    
表・裏は中表に合わせます。

縫った後に、縫い代は5mmくらいに切り、返しやすいように
縦に切れ目を入れておきます。
F表に返す



表裏を合わせたものを、返します。
内側のカーブがキレイに出るようにアイロンで押さえます。
裏は綿なので少し高い温度でもかけられますが、表はサテンなので
低温でかけてください。溶けやすいです。

裏が見えないように裏の綿生地の方は少し控えてあげると綺麗です。
Gステッチをかける



アイロンで押さえた部分にステッチをかけます。

1mmくらいの所に、目が揃うように丁寧にミシンで縫ってください。



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